職務経歴書を書く

職務経歴書は、職歴の詳細であると共に、志望動機の根拠を示す書類です。根拠を示すというのは、応募する職種をあなたが担当できるということを、これまでの仕事の実績を紹介し、証明することです。あなたが担当することで、企業が募集している業務が上手くいくと主張する書類になります。

職務と経歴

職務経歴書の、職務とは担当した役割です。なんという会社の、なんという部署で 、何担当だったか、ということを示します。経歴とは、その役割で、どういう仕事をしたかということです。つまり、会社の中での役割と実際に担当した仕事を書きます。 ここで忘れてはならないのは、職務と経歴を使って示すのは、あくまでも志望動機の根拠であるということです。あなたの歴史ではありません。企業の人事担当者は、あなたには興味がありません。ただ、あなたが募集している職種を担えるかどうかだけに興味があるのです。たいていの人事担当者は忙しいので、あなたの経歴を一つ一つ見てはくれません。ですから、あなたは人事担当者に見てほしい職務経歴、志望動機と結びつく職務経歴を書くようにしましょう。職務経歴書の見本に、年代をおって書くパターンがありますが、そちらではなく、いわゆるプロジェクト型の、ポイントとなる職務経歴だけのパターンで書きましょう。年ごとの経歴は履歴書を見れば分かりますし、人事担当者の興味は、その企業に入って行う職種に過去の経験が活きるかどうか、だからです。

職務経歴を思い出し、意味を与える

具体的な職務経歴書の書き方を説明します。まず、自分の職務と経歴を列挙します。できるだけたくさん思い出せれば、そのほうがいいです。材料は多いほうが、後で役に立ちます。同じ会社の同じ仕事をしていても、色々な案件を担当したと思います。その際の、背景や課題、それに対して考えたこと、解決のアプローチ、上司・同僚・部下との協働、顧客とのコミュニケーション、自分の気持ち、難易度、そして結果です。

仕事には、良い結果と悪い結果の両方あり得ますが、成功し、表彰されるなど、良い結果のものだけを職務経歴書に書くのではありません。悪い結果だった仕事も書くことがあります。良い結果の成功した仕事を多くあげる中に、いくつか悪い結果だった仕事を挙げることで、リアリティが増します。また、悪い結果、つまり失敗から何を学んだか、ということも重要です。反省して、そこから自分の仕事に転化することで、職業人としての成長があるからです。つまり失敗から何を学んで、次にどうしたかを語ることで、あなたの今後のポテンシャル、成長の可能性を提示することができるのです。もちろん、成功した仕事についても、何がどう良かったか、という要因と、そこから自分が学んだことを説明できるようにしてください。

アピールしたい順に並べ替える

職務経歴をリストアップできたら、次は構成です。志望動機で主張する内容に合わせて、職務経歴を並べ替えます。人事担当者や面接官がしっかり職務経歴書を読み込んでくれるわけではないので、志望動機につながる職務経歴だけをピックアップして、最もアピールしたい職務経歴から順に並べ替えてください。特に1番目、2番目に配置するものは、面接でも話題に上る可能性が高いので、これだけでも自己アピールできるというエピソードを配置してください。面接はたいていの場合1時間ぐらいです。最初の挨拶や終わりの質疑応答を除くと、実質40分程度です。40分では、エピソードを4つも5つも話すことはできません。話すエピソードも、必ず応募者が決められるわけではなく、職務経歴書を見た面接官から質問の形で促されることもあります。ですから順番が大切なのです。

テキストで書き、Wordで仕上げる

応募に際しては、転職サイトだったり、転職エージェントだったり、あるいは直接応募などいくつかパターンがあります。職務経歴書については、まず、「メモ帳」などのテキストエディタで書きましょう。(メモ帳はWindowsならばプスタートメニュー、プログラムのアクセサリにあります。)なぜ、テキストエディタで書くかと言うと、転職サイトで応募する際には、Web上のフォームに「志望動機」欄や「職務経歴」欄があり、そこに入力する形になるからです。テキストで書いておけば、コピー&ペーストするだけですみますので、「応募」作業が楽になります。

転職エージェントの場合や、いくつかの転職サイトでは、Wordファイル形式のものをアップロードしたり、メール添付で送る場合があります。また、プリントアウトして郵送する会社もあります。この場合、テキストと違って、見やすく編集することができます。見出しをつけたり、箇条書きの文頭マークをつけるだけではありません。職務経歴の文章の中で、特にその業界や職種のキーワードとなる文字を太字にしていきましょう。赤色にしてもいいでしょう。「書類選考」において、たくさんの応募者から自分に目を留めてもらい、面接につなげるための唯一の手段が「履歴書」と「職務経歴書」です。形式の決められている「履歴書」と違い、「職務経歴書」はある程度の自由度があります。これを利用するのです。キーワードだけではなく、必要ならば図版をいれましょう。過去の仕事で使っていた書類や業務上のツール、あるいは、仕事風景の写真でもいいです。人事担当者が少しでもイメージできるように、興味を持ってもらえるようにするのです。と同時に、これはドキュメント作成能力のアピールにもなります。当然のこととして、Wordでこれぐらいの文書を作るスキルはありますよ、というアピールにもなるのです。

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