ブラックじゃないシステム開発会社を探して転職するための3つの視点

受託開発のシステム開発にも、実際にはいろいろと違いがありますが、傾向としてはブラックになりやすいのです。 開発予算をめぐる依頼主と受託側の交渉があり、仕様変更による工数増大があるのが原因です。 しかし、すべてのSIerがブラック会社になるわけではありません。 転職先を探す場合、何に気を付けて会社を選べばよいのでしょうか。

保守開発が多いかどうか

一般的に、システムを一から作り上げる開発に比べ、保守開発のほうが幾分、工数のコントロールがしやすいようです。 保守開発というのは、すでに出来上がっているシステムの改修を行うものです。 受託開発をした会社が、その後システムが運用される中で、でてきた問題を改善するための開発を手掛けるわけです。

保守の場合は、最初の開発と違い、一回の開発で予算を獲得するわけではありません。 依頼主の会社が、月または年間で予算をとっていますので、開発する側も開発に投下する人員のコントロールがしやすいわけです。 そもそも現在のシステムの仕様や運用されている現場をわかっていないと、保守開発を行うことができません。 他社が保守開発を受けることもできますが、最初に調査を行う必要があり、そこでも予算を使わざるを得ません。 なので、依頼主としては、なるべく同じ会社に依頼したほうが得なわけです。 会社としても予算が決まってますので、業務がうまく進捗するようにシステムを運用、改善できればそれでよいわけです。

SIerとしては、会社の売上に占める保守開発の割合が多ければ多いほど、仕事は安定する傾向にあるようです。 なので、保守開発を多く手掛けている会社を狙えばよいでしょう。

依頼主企業の社内SEまたは子会社

大手企業だと、自社の一部門としてシステム開発を行う部署を持っていたり、システム開発を行う子会社を持っていたりします。 この場合は、社員としての身分が依頼主企業と同じかまたはそれに近い役割になるようです。 労働組合というものもありますし、システム開発部門だからといって、依頼側の社員と同じ労務管理を受けることに変わりはないわけです。

またシステム開発部門の上長と依頼側部門の上長は同じく役員だったり取締役だったりしますので、そういった意味でも、関係性が緩やかになるでしょう。 予算や納期、仕様変更にしても、あまり無茶はいえないということです。 もちろん、システム開発や運用、保守といった業務の性質上、そんなに甘いものでもないわけですが、単なる依頼主と受託といった関係よりは、はるかにブラック化しづらいようです。

独自の技術や製品を持っている

受託開発を行う側の会社が、他社にはない独自の技術や製品を持っている場合も、単なる受託開発に比べてアドバンテージがあるといえます。 開発現場のブラック化は、競合企業との受託競争の中で「交渉」によって予算が減らされることが、直接の要因なわけです。 システム開発予算が投下される人員を決めるわけですから、競争がなく、予算が潤沢に取れれば、あるいは余裕を持った納期で契約できれば、開発現場はブラック化しづらくなるでしょう。 その代わり、その場合は開発において技術力が問われるということです。残業や休日出勤ではなく、別の厳しさがあるかもしれません。

現代の企業活動はシステムなしには成り立ちません。SIerはそんな企業活動をささえるシステムを開発する重要なお仕事です。 ただ、不用意な予算交渉のしわ寄せがシステム開発者に行くのは避けたいものですし、システム開発に携わる方は、しっかりと転職先の業務内容を吟味してから転職したいですね。

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