非公開求人と転職エージェント

非公開求人と転職エージェント

「非公開求人」という言葉を良く目にすると思います。転職エージェント、つまり人材紹介会社への登録を行うことのメリットの一つに、転職サイトには掲載されていない「非公開求人」が数多くある、ということが挙げられています。確かに、他の人が目にできない、公開されていない求人情報が数多くあるならば、ぜひ紹介してほしいというのが、求人を探す人の気持ちでしょう。では、なぜ非公開の求人情報などというものがあるのでしょうか。

「非公開求人」情報が転職エージェントの元に集まる理由

適合する人がいれば採用したいが、無理して採用しなくてもいいという会社があります。要するに人を採用してもいいが、しなくてもすぐには困らない、という会社です。転職サイトへ求人情報を出したとしても、採用予定人数が1名、ということになります。もちろん人は会社の財産であり、経営資源ですので、能力がありポテンシャルの高い人、会社に合いそうな人がいれば、面接もするし採用もすることがあるわけです。差し迫った人材ニーズはないが、将来に備えて若干名採用したい、という場合に転職エージェントへ依頼されるようです。また、転職サイトへの掲載料金を節約するため、という理由もあります。転職サイトへ掲載すると、毎月いくらかの掲載料金がかかります。半年、1年と掲載し続けることを考え、転職サイトからの応募に対応する手間を考えたら、転職エージェントに依頼するほうがはるかにメリットがあるわけです。

転職エージェントが生み出す求人

もちろん会社によっては、ということですが、転職エージェントが、その会社の人事状況を完全に把握しており、いい人がいれば企業側に提案できるという場合もあるようです。転職エージェントが人事の役割を委託されているような会社の場合、社長や部署の上層部の人から信頼されており、会社の経営から人事状況まで知り尽くしているわけです。転職エージェントは、登録してきた応募者の職歴や志望状況、また人間性などをみて、合いそうな会社に提案をしにいきます。こういう応募者がいるから、御社のこのポジションにつけてはどうか、という提案です。転職エージェントは、人事戦略として妥当な提案をできますので、書類選考から面接に進みやすいと考えられます。転職エージェントとしては、かなり能力がある人といえるでしょう。この場合は、応募者がいてはじめて発生する求人ですので、公開しようにもできないわけです。

ライバル会社に知られたくない求人

この場合は、会社の戦略があり、それによって求人ニーズが発生し、そのために採用するようなケースです。新規事業を起こすだとか、新製品開発だとか、支社営業所を新たに設立し商圏を広げる、といったケースです。その求人情報そのものを、ライバル会社に知られたくないわけです。人の募集から採用ということになると、人材要件の準備から、転職エージェントへの依頼、募集して選考して面接して、それから入社にいたるまで、早くとも半年程度はかかるでしょう。それだけ時間があれば、ライバル会社としても、対抗策を打つことができます。例えばの話ですが、東京や首都圏でビジネスを伸ばしてきた会社があり、大阪や関西に支社を設立し、新たなマーケットに進出しようとした場合、東京の会社はそれ相応の準備があり、時間もかかります。大阪の会社は、その動きを察知できれば、東京の会社の支社開設までに、例えば自社の顧客に逃げられないように、なんらかの対策を行うことができるでしょう。察知されなければ、支社開設後にあわてることになります。非公開求人で採用を進めるのが得策なわけです。こうして転職エージェントに「非公開求人」が集まることになります。

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